2023年02月03日

べつに怒ってない

 大学の同窓、武田砂鉄さんが日経MJに連載しているエッセイをまとめた一冊。同窓と言っても、荻上チキさん同様、全く知り合いではないですけどね。狭い大学だから、何度もすれ違ってるだろうけれど(笑)

 内容は、特になんてことのない日々思ったことを徒然と書き綴っている感じ。あるある、と思うこともあれば、それはないだろう、と思うこともある。そんな1冊。
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2023年01月03日

わたしの幸せな結婚2

 婚約した清霞と美世。そこに、横やりを入れる男性の登場。ありがちな展開ではありますが、その人物が、実は深く縁のある人で。その裏で糸を引いているのは、更に意外な人で。
 美世が少しずつ自分を出してきて、自分の意思をはっきりと伝えられるようになってきたのがいいですね。新たに登場する人物たちが魅力的なのも良いです。しかし、美世の異能が今後どう展開していくのか。気になります。
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2023年01月02日

火喰鳥 羽州ぼろ鳶組

 羽州ぼろ鳶組シリーズの第1巻。青春アドベンチャーから入ったのですが、これ、面白いですね。
 ジャンルとしては、歴史小説なんだと思いますが、ミステリの要素もあり。歴史の史実や有名人も出てきたりで、歴史好きの琴線にも触れるつくり。
 展開は、復帰、立て直し、仲間探しと、王道ではありますが、いつの間にか読み進んでいます。
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2022年09月13日

アグネス白書II

 氷室冴子コレクションとしてリニューアル出版されたこのシリーズも、遂に最終刊。
 前の巻を読んだのが数年前だったので、話の流れをすっかり忘れてしまっていましたが(^0^;)

 この巻でも、実家へ帰省中のマッキーや、喧嘩中の光太郎、4年生のリーダー三巻に見事に振り回されるしーのですが、最後は何とかしちゃうところが彼女の凄いところですね。
 率先して動くタイプではないのに、学校の有力者の一人になってしまうのは、友情を重んじ、人のために動いちゃうキャラだからですかね。

 まだまだ話を続けられる気がしますが、残念ながら高校1年生のここでお仕舞い。氷室冴子さんも亡くなってしまっているので、続編が書かれることは絶対になくなってしまいました。
 まあ、書くとしたってね。しーの、生きていたらそろそろ還暦が見えてくる年齢ですよね笑
 その辺りの年代と、今との違いを考えながら読むのも面白いかもしれないですね。
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2022年08月30日

本好きの下剋上 短編集II

 本好きの下剋上の短編集その2です。
 かなり初期の頃のものから、つい最近のものまで、広範囲にわたる短編集。それぞれ数ページずつなので、一遍を読むのはあっと言う間です。

 ローゼマインとは全く違う立場の人々の視点での話なので、ローゼマインの正義が相手の正義ではないとか、それぞれどのような思惑で動いていたのか、とか。その世界観がより深くわかってきます。
 でも、一番印象に残るのは、ルッツとトゥーリの婚約関係のお話でしょうか。そうなんだねえ、と。まあ、日本だって数十年前までは、結婚相手は親が決めてましたしね。そんなもんだったんでしょうね。
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2022年08月23日

本好きの下剋上 第五部「女神の化身VII」

 遂にですよ。ローゼマインがじじ様に会い、成長しました。自分で美人って言っちゃってるしね笑
 何故フェルディナンドが様々なことを知っている風だったのか、色々なことが繋がってきますね。グルトリスハイトを手に入れ、いよいよアーレンスバッハとの全面対決が近付いてきます。
 フェルディナンドを助けるため、他領を嗾けて戦いを挑む姿は、もうそれ、誤解じゃないよね、という感じですね。

 アーレンスバッハがどんどん深みに填まっていく姿は、まさに終わりの始まり。ここまで馬鹿だとディートリンデは気持ちの良い悪役ですね。きっと最後はすっきりと破滅してくれるのでしょう。
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2022年08月22日

本好きの下剋上 第五部「女神の化身VI」

 粛清が終わり、ローゼマインが王の養女になることが決まったあとの、領地でのお話。

 駄目なりに色々と考えて追い詰められていたヴィルフリートや、ローゼマインがいなくなることで勢力図が変わり、立場が大きく変わってしまったフロレンツィアやブリュンヒルデ。覚悟を決めたシャルロッテやフィリーネ、ディルクにコンラートなど、激動の中でなんとか進んでいこうとする姿が描かれています。
 しかし、何より衝撃なのは、ルッツとトゥーリでしょうか(笑)

 次巻からは、いよいよアーレンスバッハが動き出しますね。クライマックスへまっしぐら。
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2022年08月03日

Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり

 この4巻で、Babelは最終巻。
 謎の題名のない本の謎と、雫が何故この世界に喚ばれてしまったのか、そして、何故言葉が通じるのか、その謎が解き明かされます。
 しかし、いきなり第7番目の魔女が出てきたり、傭兵の皆さんが再登場したり、ちょっと展開が雑だなあと思いつつも、「言語」というものにここまで着目してストーリーを展開するのは、なかなか凄いなあ、と。
 文庫版は2巻までだったということで、なるほど、ここまで来ないと何で「Babel」なのかはわかりませんね。言葉の話なのかな、くらいで。
 ここで「unnamed memory」のお二人も再登場ですが、話の展開上致し方がないとはいえ、もうちょっと早く出てこられないものかなあ、とか(笑)
 主人公が成長して変わっていく物語は、秀逸な作品が多いです。いやあ、面白かった。
★★★★☆
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2021年03月18日

本好きの下剋上 第五部「女神の化身2」

※3/12
 貴族院3年生。前巻で大量に共同研究を抱え込んだエーレンフェストですが、この2巻ではダンケルフェルガーとの共同研究がメイン。

 中央図書館の地下書庫を巡って、更に王族とズブズブと関係が深くなっていくローゼマイン。ダンケルフェルガーとの共同研究で、遂に王とも面識を持つことになります。保護者は実に胃が痛いでしょうね笑

 そして、この巻の山場は、なんと言ってもダンケルフェルガーとの嫁取りディッターでしょう。ローゼマインの重要性を各領地が気が付き始めてしまいました。まあ、常識離れした数の神々から祝福を得て、神具を同時に複数扱え、常人にはない発想の持ち主。2年連続最優秀の頭脳。領主になるつもりはないと言う(端から見れば)控えめなところも相まって、まあ、多少病弱でも、跡取りの嫁にと狙われますよね。

 ただでさえ、ローゼマインと釣り合わないヴィルフリート。耐えきれるでしょうか。
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2020年07月13日

これは経費で落ちません!(4)

 いよいよ山田太陽とお付き合い?をすることになった森若沙名子。バレンタインデーのチョコレートを面倒くさがりながらもレシピを調べて、準備を進める森若さん、可愛い。

 配属された中途入社の美華に振り回されつつも、だんだんと距離感をつかんで、新しい経理部になっていく様がいいですね。
 ストレスで体調を崩したり、色々あるけど変わっていく、第4巻。
posted by みやっち at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) |