2017年01月25日

北壁の死闘

 第二次世界大戦、ドイツ陸軍がスイス、アイガーで行った起死回生の作戦。原子力研究の第一人者ラッサー博士を研究所から拉致すること。
 そのために集められた、ドイツ人クライマー達の、アイガー北壁で繰り広げられた死闘を記録した冒険小説です。

 イモトアヤコさんがアイガーを登ったのをきっかけに、久々に読んでみたくなって、引っ張り出してきました。
 およそ30年前の小説です。20年くらい前には渡辺いっけいさん主演で、NHK-FMの「青春アドベンチャー」でも放送してましたね。

 私は山は登らないので、この本が何処まで正確に、詳細に登山の描写をしているのかはわかりませんが、その筋の人が見ると、絶賛なんだそう。
 私はアイガー北壁を登ることはないでしょうが、アイガーの他の小説を読んでみたいと思うくらいにはワクワクさせてくれます。
タグ:冒険小説
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2016年04月17日

ハロワ!

 意図せず2冊続けての公務員小説。
 今度は厚生労働省東京労働局。ハローワークのお仕事です。

 主人公はハローワーク宮台に嘱託職員として勤務する信。彼の一本筋の通った本質と、成長。
 人とは難しいものだなと思わせる内面のお話。
 ハローワークに来る人々、その対応のお話に見えて、ほぼ人の内面のお話なのが面白いです。
 逆に、ハローワークのお話として読み始めると、期待外れかもしれません。

 個人的には、小説の主題とは全然関係ないところですが、作中に出てくる生まれ順の本。ああ、その本持ってる!と思ったのが面白かったな、とか(笑)
posted by みやっち at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) |

トッカンvs勤労商工会

 国税徴収官のお仕事を描く「トッカン」シリーズの第2巻。
 1巻は偶然図書館で見掛けて読んだのが切っ掛けで、その後、井上真央主演でドラマ化。
 徴収官のお仕事を忠実にではないにしろ、触れさせてくれた小説シリーズです。

 2巻は、鏡特官が政治団体を母体とする圧力団体と対決する話。
 全編にわたって「体裁」が主題となっており、登場人物皆が体裁で息苦しくなっている。
 ぐー子の成長も注目。
posted by みやっち at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) |

僕らの夏

 おいしいコーヒーのいれ方シリーズ第2巻。
 勝利は大学生となり、後々まで登場する星野りつ子が登場。
 佐恵子おばさんがロンドンから一時帰国し。

 色々とハードル要素が盛り込まれ始めた感じですね。
 勝利がいつまで経っても後一歩踏み込めない、第2巻(笑)
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2016年03月20日

空飛ぶ広報室

 有川浩さんは、自衛隊の「人」に注目した小説が多いですが、これもその一つですね。恋愛要素はだいぶ薄めでしたが。

 自衛隊の中の人が「普通の人」であることに着目した内容で、自衛隊であるが故の偏見への痛烈な批判を全編に亘って綴っているように感じます。

 ただ、自衛隊だけが偏見を受けている特殊な組織という感じの表現が多かったですが、大なり小なり役所は全般的にマスコミや一部の方から偏見を受けているものですし、民間でもそういう業種はあるでしょう。
 自衛隊に思い入れが強すぎたのかなあ。
 いや、そういう表現にすることで、自衛隊広報を浮き立たせているのか。

 私も会社で広報を担当したことがありますが、共感しつつ、自衛隊の広報というかなり特殊な仕事を面白く感じました。
タグ:有川浩
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2016年03月19日

ヒア・カムズ・ザ・サン

 7行のあらすじから作られた2編の物語。
 最初は続き物の話かなと思ったのですが、読んでみると2編がパラレルな関係にあったんだな、と。
 前半が有川浩オリジナル、後半がキャラメルボックスの舞台に着想を得たもの。

 正直なところ、前半の話の方がいつもの有川節が全面に出ていて描写も深く、面白いなあと思った次第。
 いつまでも夢を諦めきれないお父さん、何となく共感してしまうところあり。私はあんなに酷くないですけどね(^^;
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2016年03月15日

僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想

 著者とは同い年で大学も同じということで、勝手に親近感を感じて、ラジオも毎日聴いているヘビーリスナーなので、この本の中での主張は目新しさこそなかったものの、常に一本筋が通っていてブレていないのが凄いと再確認しました。
 流れとしてはざっくりと、ダメ出し社会の現状、問題提起、ダメ出しとポジ出しの解説、ポジ出しの提案というような流れ。
 文章は平易で読みやすいです。
 やや脱線したり、自分の立場からの視点だなと思う事がありますが、全般にはバランス感覚に優れ、よく勉強されているなと思います。同い年とは思えない(^0^;)
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2016年03月05日

おいしいコーヒーのいれ方(1)キスまでの距離

 青春アドベンチャーでラジオドラマが放送されていたのを聞いたのが切っ掛けで読み始めた、ベタベタの恋愛小説。初めて読んだのは、中学生の頃だったかな。ちょうど、丈と同い年くらいだったんでしょうね。
 記憶媒体がカセットテープだったり、携帯電話が普及していなかったり、22歳の女性にお見合いがどうとか(これは、当時でも早かったんじゃないかなと思いますが。)色々なものがこの短期間に変わったんだなあ、と。実感します。

 でも、主題の恋愛については、変わりませんね。もう、ドキドキしてしまいます(笑)
 ちょっと男の子達の設定が少年漫画に出てくる女の子達のようにちょっとズレている気がするのは置いておいて、勝利の、高校生らしい直情的でありながら今一歩進めない感じがいいです。
タグ:恋愛小説
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