2020年01月16日

高校事変

電車の中吊り広告で見かけて、どんな話かも確認せずに、図書館で予約しました。はい。この手の話は余り好みではありません。

総理大臣が視察に来た高校に、テロリストが襲撃する。そんな、中2病的な設定のお話。ただ、ライトノベル的でないのは、早々に高校生も政府高官も次々と惨殺されていくこと。
アサルトライフルでなんの躊躇もなく人が死んでいくお話。ちょっと人の命が軽すぎる。
主人公がちょっと動いたら、テロリストがボロボロとか、自衛隊が弱すぎるとか、お話的ご都合主義が満載で突っ込みどころが多いです。また、設定のそこかしこがステレオタイプ。行政組織の設定なんて、滅茶苦茶。

きっと、戦闘シーンの描写なんかは精緻なのでしょうから、生々しく?人がバラバラになっていくような話が好きであれば楽しめるのかなあ。
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2019年12月17日

幼女戦記5 -Abyssus abyssum invocat-

KADOKAWA/エンターブレイン
発売日 : 2016-01-30
 横浜市立図書館で予約したら、一気に3冊も届いちゃって、期限までに読み終わるかなと不安に思っていた3冊目。

 サラマンダー戦闘団の試験運用が始まり、対連邦の東部戦線に投入された後の物語。とは言え、話の中盤で一度解体されてしまいますが。
 しかし、パラダイムシフトな巻ですね。連邦に対する戦い方が根本から変わっていく。まさかお友達を作ろうという方向に進むとは。

 しかし、デグレチャフ中佐も随分と変わりました。部下が死んで、あそこまで悲しむとは。悲しみ方が、「育て上げた人財を失った」というのが、何とも彼女らしいですが。

 後半は、今後の急展開を示唆する内容で、どうなるのかドキドキですね。
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2019年12月03日

幼女戦記3−The Finest Hour−

※8/14
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日 : 2014-11-29
 長いこと頭痛の種だったライン戦線が一気に片付く第3巻。

 マッドサイエンティスト、シューゲル主任技師の手による秘密兵器「V−1」。
 (使用者に対する)非人道的なその兵器は、回転ドア作戦を成功させる重要な兵器。これにより、見事に斬首作戦を成功させ、共和国は青息吐息。
 官僚たちを手玉に取った、「世界に冠たる我らがライヒ」の瞬間は、当事者であれば、なかなか気持ちいい瞬間だったでしょうね。

 この後、物語中盤以降も帝国を悩ませるド・ルーゴ将軍による大脱出劇と、それを阻止しようとして抗命罪を厭わない慌てぶりのデグレチャフ少佐。確かに、歴史を知っていればそうなりますよね。ここから南方戦役突入です。

 その他、メアリー・スーやロメール将軍の登場など、以降も重要な役割の登場人物が初登場です。
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2019年12月02日

幼女戦記2−Plus Ultra−

※5/10
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日 : 2014-05-31
 さて、分厚い戦争物の小説第2巻。
 ネットで見る限り、やはりこの本は読みにくいという感想が多いですね。私もそうです。他の小説の倍以上の時間がかかってます。1冊10日くらいのペース。このままだと予定どおり読み終わらなくて困る。

 さて、2巻は1巻で創設された第二〇三航空魔導大隊の初陣。大した考えもなく侵攻を開始したダキア公国軍の前近代的な軍隊を、見事なまでに標的にして、演習にしてるところがなんともはや。
 60万という規模で浮き足立つ参謀本部に対して、歩兵なぞ相手にならんと蹂躙する大隊。この小説のメイン舞台となる大隊の記念すべき初陣です。

 ダキアからノルデンへの転戦。ここでも圧倒的な大隊。参謀本部の空気を読んで、参謀会議を大荒れにする荒技。凄い図太い神経(笑)
 協商連合戦線は、揚陸作戦を成功させて、早くも終盤戦。キーパーソンのアンソン大佐も登場です。しかし、小説だとだいぶ扱いが雑なんだなあ。
 しかし、この辺りから最高統帥会議との溝ができてますね。

 最後は、ラインにまで飛ばされます。どこまでも便利使いですね。アレーヌでの非人道的な状況が、戦争なんだなあ、と。
 しかし、合理的に考えすぎて、また色々と誤解が生じてますね(笑)

 それにしても、かなりマニアックな軍事ネタが多くて半分以上、意味がわからん。
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2019年12月01日

こちら横浜市港湾局みなと振興課です

※11/1
 「ホワイトアウト」の真保裕一作品。あのダイナミックさが好きで、真保作品は何冊か読んでいるのですが、その中でもこれはライトなタッチの作品。

 横浜市役所の港湾局みなと振興課に勤める船津暁帆と、新採の城戸坂泰成の2人が、みなと振興課の周辺で起こる事件を解決していくというお話。
 公務員を主人公とした小説は、結構ステレオタイプな架空の「お役所」が舞台になることが多いですが、流石、公務員物を多く書いている作家だけあって、リアリティがあります。

 とはいえ、役所のお仕事小説ではなく、カテゴリとしてはミステリーなので、謎解きがメイン。ライトなものから始まって、最後は刑事事件に首を突っ込むという流れ。

 些か色々なところで話が寄り道したり、飛んだりしているなあと感じてストンとは来なかったですが、よく知っている場所が彼方此方で登場するので、横浜の中心部に縁のある方は特にのめり込めるかも。
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2019年11月28日

本好きの下剋上(第2部−神殿の巫女見習い−1)

 青色巫女見習いとして神殿に入ることとなったマイン。
 貴族に準じて遇されたため、ここでまた今までの常識が通じない世界に飛び込み、彼方此方で問題を起こします。

 初めて付けられた側仕えは問題児ばかり。与えられた孤児院の院長室は、壁1つ隔てて地獄絵図。そして、ルッツの家族との対立は最終局面。
 周りに迷惑を掛けつつも、一つ一つ問題を解決していく様は、若干ご都合主義的だろうとか、神官長が優しすぎるとかはありますが、お見事。
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2019年11月26日

本好きの下剋上(第1部−兵士の娘−3)

 ギルド長とフリーダに魔術具を譲って貰ったお陰で取り敢えずの危機は脱したマイン。しかし、このままでは余命はそれほど長くない。
 延命のためには貴族と契約を結ぶ必要があるが、そのためには家族と縁を切る必要がある。

 これまでも、子煩悩な父と、多少奇行が目立っても大事に育ててくれた母、天使な姉との家族愛が強く出た巻ですね。
 家族と離れるくらいなら、このまま死ぬことを選ぶマインですが、洗礼式の日に、神殿で図書室を見つけてしまうところから、運命の歯車が狂っていきます。

 処刑される危険性があるのに、貴族に逆らって娘を助けようとする両親。対抗手段を整えようとするベンノ。密かに助けてくれているギルド長。彼女の周りには、本当にいい大人が揃ってますね。
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2019年11月25日

本好きの下剋上(第1部−兵士の娘−2)

 異世界転生ものは最近の流行ですが、だいたいがチート設定なのに対して、このお話では平民の病弱な幼女への転生という、結構な逆境スタートというところが面白い設定です。

 2巻は、マインの一番の協力者であるルッツと、2人を金銭的に支援してくれるベンノに助けられ、遂に「植物紙」を作り始めるという話。1巻が「何をやっても駄目」という理不尽を感じる内容だったのに対して、2巻はオットー、ベンノから一気に商人の人脈が広がり、新商品を開発してお金も稼ぎ始めるという、全体的には順調な展開。

 ただ、遂にルッツが「マインがマインではない」ということに気が付いてしまいます。が、彼って男前だよね。
 そして、マインの病気について、詳細が明らかになってきて、これはこの病気が元で次の展開に繋がるんだなあ、というのが何となくわかってくる第1部第2巻。
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2019年11月12日

これは経費で落ちません!〜経理部の森若さん〜

※11/10
 先日まで、NHKにて多部 未華子主演でドラマ化され、興味を持った小説です。
 読んでみて、なるほど。比較的、原作を尊重して作られていたんだな、と。

 主人公は、石けんや入浴剤の中堅メーカー、天天コーポレーション経理部の森若 沙名子、27歳。部長からも信頼される正確さで経理事務をこなすOL。ルールを重視し、ルール違反は許さない人。なので、ルーズな人からは、煙たがられている模様。
 とはいえ、ガチガチなのかと言えばそうではなくて、実はそれなりに柔軟にも対応しているから、周りから信頼されているのでしょうね。新人が目標にするには適格な存在な人だと思われます。

 お話としては、彼女の周りで起こる、経理を巡る事件を解決していくという、お仕事小説兼ミステリー。いや、ミステリーと言うほどミステリー寄りでもないか。
 そこに、営業部の次期エースが森若さんに愛の告白と、恋愛要素が加わって、ライトに読める文芸小説です。

 これは面白い。2巻に続く。
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2019年11月09日

スクエア−横浜みなとみらい署暴対係−

※11/7
 最初は、「横浜みなとみらい署」という副題に興味を抱いて手に取ってみた次第。
 暴対係と言うからには、刑事物なのかなとは思っていましたが、それ以外は全く知らず。

 読み進めてみて、なんだか色々なことが説明もなく、「当たり前」に流されているのでもしかしたらと思いましたが、これ、シリーズ物だったんですね。最新巻から読んじゃったよ(笑)
 まあ、一冊完結のお話なので、ここから読んでも楽しめました。

 みなとみらい署暴対係の刑事2人が、県警本部長に呼び出されて、山手署の殺人事件の捜査本部に参加する話。ハードボイルドタッチで、THE・刑事物という感じ。
 実際の警察はこんなんじゃないし、刑事も違う。フィクションというか、最早、ファンタジーというレベルですが、たまにはこういう刑事物も悪くないと思えるもの。

 みなとみらい署は、県警本部のみなとみらい分庁舎がモデルなのかな。あの辺りは、けいゆう病院とか、警察関連の施設が結構あるんですよね。
 その他、中華街とか、伊勢佐木町とか、普段歩いているところが登場してきます。こういうのは、結構好き。

 話の展開は、あまり山も谷もなく、文章も軽めなので厚さの割りに、サクサク読めてしまいました。
 個人的には、もう少し複雑な話の方が好きです。

 とりあえず、シリーズの最初から読み初めてみようかな。
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