談合坂SAを出発してから約2時間。連休の混雑した中央自動車道を走り抜け、やってきました松本市。本日の目的地はこちらでございます。
昔はよく来たんだけどな。最近はめっきり来なくなってしまいました。
そして、本日最初のターゲットはこちら。『松本城』。
元々私、歴史好きなんですが、そんな中でもこのお城は若干縁がありまして。子供の頃から何度も来ていますし、私の子供にもまんま残っている「昔のお城」を見せたいなあ、と。
しかし、ここに来て私のリサーチ不足が露呈します。いつもならガラガラの松本城が、まさかの大混みなんです(>_<)
あれですね、今オンエアー中の「おひさま」をはじめ、「神様のカルテ」など松本市を舞台としたドラマや映画が目白押しの時期だったんですね。一つも見ていないので、さっぱり知らなかった・・・。

天守閣に着いた頃には本当に90分かかりましたよ。普段なら、15分〜30分ってところなんですけどね・・・。
おかげさまで、私の予定狂いまくり。本当は、お城はさっと見て、高原の方へ行く予定だったんですが。もうお昼です。
ということで、急遽松本市街で昼食に変更。
もちろん、長野まで来たんです。食べるものは、お蕎麦でしょう。軽くリサーチして出てきたお城近くのお店へ。
『蕎麦倶楽部 佐々木』
もりそば[大盛](1,200円)
とろろそば(1,100円)
松本市街のお蕎麦屋さんは、基本的に観光客向けなんでしょうかね。普通のざるそばでさえ、1,000円越えのお店がほとんど。もはやインフレ状態ですね。これじゃあ、普段使いはとても無理。
こちらもそんなお店の一つですが、ここは地元の人も結構来ているみたいですね。席の半分くらいは常連さんっぽかったです。
そんな常連さんは、みんなお酒を呑みながらゆっくりとお食事を楽しんでました。なるほど、それで回転が悪いのか。まあ、お客さんに非はないですが、お店としてどこを目指すかですよね。
それと、それほど遅い時間に行ったわけではないのですが、私たちで昼の蕎麦が切れたそうで、ギリギリ間に合った感じ。ちょっと、時間を考えて訪問しなければならないお店みたい。
私は「もりそば」を大盛りで。
乱切りの蕎麦は、田舎蕎麦風。黒めでざらつきがあり、蕎麦の香りを楽しめます。旨い、なるほどこれは並ぶだけの価値はある。当たり前のようにつゆの他に塩が置いてあるところが、自信の表れでしょうね。
なんでも、蕎麦粉の産地にもこだわりがあるらしく、県内産しか使わないんだとか。この日もどこそこ産という表記はありましたが、土地勘がない私はどこだかわからず。
蕎麦つゆは、つゆはトビウオの出汁なんだそう。蕎麦つゆと言えば、甘めの味付けが多いですが、こちらはしょっぱめの仕上がり。濃い味の麺にはこのくらいのつゆが合ってますね。
奥さんが食べたのは、「とろろそば」。
とろろもこだわってると思いますが、詳しいことはよく分かりません(^_^;
ただ、とろろを加えた方が、ちょっと濃いめのつゆがマイルドになって、美味しいかも。
麺の量は150gということですが、これ、茹で後ですよね。普通に食べたら、男性はおろか女性もお腹いっぱいになることはなかなか難しいのではないでしょうか。
でも、大盛りは200円とこれまたなかなか考えどころ。

それが、私たちが食べ終わる頃に、ようやくジャズが流れ始めました。そんな頃、女将さんが子供達にデザートとして「柚子葛切り」をサービスしてくれました。
子供用の蕎麦つゆも追加でくれたりして、普段はこんな感じのいいお店なんだろうな。
ごちそうさま。
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