真保裕一さんの、比較的新しい作品。
内閣総理大臣のお友達が絡む政治スキャンダルの中心人物、宇田清治郎代議士の孫娘が誘拐された。犯人の要求は「おまえの罪を自白しろ」。
なかなか興味深い設定だなと思いつつ、真保作品としては、登場人物のキャラがあんまり立っていないかなあ、と。
その点、主人公の一人、晄司は何が開眼したのか、途中からキャラが全くの別人になっちゃうし。
最後の方で、読者をミスリードさせる仕掛けは流石だなと思いましたが、全体的には不完全燃焼な感じ。
内閣総理大臣のお友達が絡む政治スキャンダルの中心人物、宇田清治郎代議士の孫娘が誘拐された。犯人の要求は「おまえの罪を自白しろ」。
なかなか興味深い設定だなと思いつつ、真保作品としては、登場人物のキャラがあんまり立っていないかなあ、と。
その点、主人公の一人、晄司は何が開眼したのか、途中からキャラが全くの別人になっちゃうし。
最後の方で、読者をミスリードさせる仕掛けは流石だなと思いましたが、全体的には不完全燃焼な感じ。