そごう横浜店で開催中の、第34回京都老舗の会。そこにイートインで出店している、晦庵河道屋本店@京都府京都市中京区。
京都のお蕎麦事情は、正直なところよく知らないのですが、こちらのお店は江戸時代から続く、京都でも老舗名店の一つなんだそうですね。
そういえば、京都で河道屋という名前は時々聞きますが、ここがその中心ということでしょうか。
あんかけきざみきつねそば(1,112円)
今回のイチ押しメニューらしい、あんかけきざみきつねそば。
平野屋のお揚げを使用したコラボメニューだということでしたが、そもそも平野屋って何ね?と。
調べてみたところ、京都の三大旅館へ豆腐を卸している豆腐屋さんなんですね。三大旅館、京都出身の先輩から教えて貰ったことがありますが、あの平民は近付けないようなところですよね…。
そのお揚げと刻み葱の餡掛けが乗った蕎麦。刻み葱は九条葱なのかな、とか、餡掛けのとろみは何でつけてるのかな、とか。
お出汁の利いた澄んだつゆ。鰹や昆布で丁寧に取ったものだそう。関東のつゆとはちょっと違いますね。
少し太めの蕎麦は、やはりこちらではお目にかかったことのないタイプ。関西だからなのか、お店独特のスタイルなのかはよくわかりませんが。
やはり、食べ物では関西に敵いませんよね。上品な1杯。ごちそうさま。